出葉の調色版@ラクイラ愛好会

出葉(てには)が震災のことや防災のことについていろいろ書くだけのブログ。震災記事書き起こし: http://te2ha.blog.jp/

「災害の画像を見たくない」あなたにFirefoxの使用をお勧めします

「災害の映像や画像を見たくない」という方で、でもどうしても検索しなければならないことがあるという方へ。

Firefoxというブラウザには、「画像をブロックする」機能があります。

Easy Image Blocker – 🦊 Firefox (ja) 向け拡張機能を入手

これをインストールすると、Google Chromeでこのように見えるページが、


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このようになります。

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ですが、「惨事ストレス」を防ぐため、災害の報道に触れるのは最小限にされることを強くお勧め致します。災害の報道を見ることによる後遺症があります。

【イタリア語】お悔やみの表現

Non ho parole

言葉がない

Senza parole

同上

Mi dispiace

お気の毒に

Che strazio

なんて悲しいの…

Che terribile notizia

なんてひどい知らせなの…

Condoglianze

お悔やみ申し上げます

Ogni parola è inutile

どんな言葉にも意味がない

Riposa in pace

安らかにお眠りください(単数形)

Riposate in pace

安らかにお眠りください(複数形)

Nel giardino degli angeli del paradiso

天使たちのいる天国の庭から(私達を見守っていてね)

 

ラクイラの人々が「強くて優しい」理由

私はいつもラクイラ(イタリア中部)の人達の「強さと優しさ」に驚かされている。どんなに悲しい出来事が彼らの身に起きようと、決して弱さを見せないどころか、本当に屈強な人達が多い。

「強くて優しい」というのは、イタリア語ではforte e gentileというのであるが、それは私のサブアカウント(@forte_gentile)のユーザー名ともなっている。イタリア中部、アブルッツォ州の人々の気質を形容した言葉であり、私はいつも「本当にアブルッツォの人達は強くて優しい人達が多いな」と感じている。

言葉はアブルッツォの厳しい自然環境に由来するそうだ。アブルッツォは雪が降り、厳しい冬で有名だ。アブルッツォの冬は長く、そしてイタリア中部の割に寒い。それはグランサッソ(アペニン山脈の最高峰)が関係している。

 

だが、ここからが本題である。ラクイラの人々は、どうしてこんなに「強くて優しい」のだろうか?

 

答えは「連帯」だという。

約10年前の震災当時(私は当時いろいろと忙しく、ニュースを見る暇もなかったのだが)被災地に向けラクイラ全体が、イタリア全土が、そして世界中が、ラクイラに向けて「連帯」した。

日本もラクイラに向け多くの支援をした。それは「ラクイラ地震 ファクトシート」で検索すると外務省が行った支援が出てくる。

イタリアではDomani(明日)という曲がラクイラ、もっといえばアブルッツォのために演奏され、イタリア全土の歌手がラクイラのために連帯した。

 

そして、イタリアにて悲しい震災が起こる度に、ラクイラの人たちはあの日のことを思い、被災地に支援をするのだという。

事実、東日本大震災のときにイタリアからも多くの支援を受けたが、以下はウィキペディアからの引用である。


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このように(この場合の「イタリア中部地震」とはラクイラ地震のことである)私達は連帯(solidarietà)をしてきたのである。

 

これがなぜ「強さと優しさ」に変わるのかというのは、昨日不幸にしてラクイラで起きた地震によりわかった。

それは朝食時に起きたマグニチュード3.6の悲劇的な地震だったのだが、その際に私のTwitterFacebookのタイムラインを埋め尽くしたのは、

「大丈夫?」「心配です」「また地震…?」といった、連帯の気持ちだった。それはイタリア中から寄せられた、ラクイラへの温かい連帯だった。

とあるFacebookユーザーが、このように私に語った。

「連帯は、人を強くする。例えば、冷たい手を握り合うと、少しずつ熱を帯びてくる。その手は多くの人と繋がれば繋がるほど、より多くの人を温めることになる。そして、その熱が他者への優しさに変わるのだ。」

私は深く納得した。

被災者のもとに一日も早い安息が訪れることを願います。

「地震は人災だ」イタリア人の友人の意見

in realtà i terremoti non sono il vero problema.

イタリアにおいて、地震そのものは「本当の」問題ではない。

Costruire case antisismiche è facile, ma tante persone in Italia vogliono risparmiare.

耐震性の高い家を建てるのは簡単だが、多くのイタリア人がそれを望んでいるわけではない。

Le case a L'Aquila erano costruite con la sabbia

ラクイラの家は砂を混ぜて建てられた。

Due imprenditori vennero intercettati al telefono mentre ridevano

そして、ローマの役人が地震発生当時笑いながら電話をしていた。

''Io stamattina ridevo alle tre e mezzo dentro al letto'' - Cronaca L'Aquila - Abruzzo24ore

イタリアにおける地震の問題は、無知と愚かさであり、自然によるものではない。

私達は日本のほうがそれにおいては優れていると言う。より安全だ。

私も君と同じことを心配している。

「君はイタリア語をイタリア人よりも知っている」イタリア人のイタリア語の褒め方とは?

私が良くイタリア人に言われる言葉は、

「Complimenti, sai già scrivere meglio di molti italiani madrelingua(イタリア語を母語としている人たちよりも、イタリア語の書き方をよく知っているね)」です。

ちなみに私は独学でイタリア語を勉強したのですが、2年半前から勉強を始めたと言うと、

「Veramente? Da sola?(本当に?ひとりで?)」とよく言われます。

それは私のイタリア語がうまいのではなく、(※B1レベルでしかありません)彼らの褒め方がうまいだけなのですが…。

本当にイタリア人は褒め上手です。

とてもモチベーションが上がります(^^)/

なぜラクイラでは地震が多いのか。イタリアで地震が多いのはどこ?

ラクイラアペニン山脈に位置しており、またグランサッソ(アペニン山脈最高峰)にも近い位置にあります。

イタリアは地震の多い国ですが、その中でも特にアペニン山脈沿い、そしてシチリア島(エトナ山があるため)に地震が多いです。
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この図において、赤いところほど地震が多いです。

1703年のラクイラ地震から316年

1703年の今日、ラクイラ市を破滅させ、6000人以上が命を落とした地震が起きました。

2月2日はイタリアなどのカトリック教国では祝日なので、地震発生当時教会には多くの人がいたようです。

地震の強い衝撃は、正午直前に教会に集まった忠実な人々を驚かせた。 ラクイラのサン・ドメニコ大聖堂には数百人がいました。数秒で屋根が降り注ぎ、感謝祭が行われた教会だけで約800人が亡くなった。
以下、フランス観光開発機構から引用

フランス観光開発機構【公式】 @franceiine

2月2日はカトリックの祝日chandeleur(ろうそく祝別の日)です。フランスでは、家族や友人とクレープを食べる日として定着しています。

この地震から2019/02/02で306年が経ちます。犠牲者(正確な統計はなく、3700-10000人といわれている)の方に心から哀悼の意を表します。安らかにお眠りください。