出葉の調色版@ラクイラ愛好会

出葉(てには)が震災のことや防災のことについていろいろ書くだけのブログ。震災記事書き起こし: http://te2ha.blog.jp/

【画像付】苦労の末に見つけた!VPNと位置情報をイタリアに偽装する方法を徹底解説!

日本からイタリアのテレビを見るときや、イタリアのアプリケーションをインストールしたいときなどに、どうしてもVPNと位置情報をイタリアに偽装する必要があります。

ここに書くのは、試行錯誤をくり返し、苦労の末に見つけた方法です。

ここでは、誰でもわかるようにやり方を解説いたします。

(※なお、環境はアンドロイドであるとしています。)

 

まずは、位置情報の偽装方法です。

ここは「ラクイラ愛好会」なので位置情報をラクイラにセットします。

 

まず、「Hola Fake GPS」というアプリをプレイストアからダウンロードします。

これが一番使い勝手が良いです。

次に、端末の位置情報のアプリを「Hola Fake GPS」に設定するよう促す画面が出てくるので、OKを押します。

最後に、イタリアの地名(ローマなどでいいでしょう)を入力します。これで完成です。


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次に、VPNを偽装する必要があります。

そのためにはTouchVPNというアプリが最も使いやすいです。

このアプリは無制限で使うことができ、安全性も高いです。

 

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これで、国を「イタリア」に設定します。
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ためしに、位置情報がイタリアになったか確認してみましょう。

「天気」と入れるのが最も手っ取り早いです。

 

ラクイラの天気が出てきました。
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次にイタリアからしかダウンロードできないアプリケーションをインストールするには、新しいGoogleアカウントを作り、「最初にログインした国」がイタリアである必要があります。

つまり、この状態でプレイストアにログインする必要があります。


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このアプリはイタリアのテレビを見ることができる最良のものなのですが、残念ながらイタリア国内からしかインストールできません。ですが無事にインストールできました。

 

皆さんの幸運を祈ります。

他人事ではない!「惨事ストレス」とは何か

1.惨事ストレスとは

惨事ストレス(英訳: Critical Incident Stress)とは「通常の対処行動規制がうまくいかないような問題や脅威(※)に直面した人か、惨事の様子を見聞きした人に起こるストレス反応」と定義される。(Everly, Flannery & Mitchell, 2000)

(※)の内容を「惨事(critical incident)」と定義している。

惨事の例としては、自然災害、交通事故、火災、ビルなどの倒壊、テロや戦争などの人為的災害や事故、暴力やレイプなどの虐待・暴力的行為などが含まれる。

参考文献::「惨事ストレスへのケア」松井豊

 

2.惨事ストレスを強める要因

要因の一つ目は、「悲惨な場面を目撃/見聞きした」際の悲惨さ(あくまでも主観的なもの)である。

要因の二つ目は、「惨事が起きた際、自分の身の安全が確保できていたか」である。仮に自らにも身の危険があったのに作業を続けなければならなかった場合、惨事ストレスは悪化する可能性が高い。

三つ目は、同僚に「殉職者がいたかどうか」である。

その他、マスコミの注目が負担となりうる。

 

3.惨事ストレスの症状

惨事ストレスの症状はPTSDによく似ている。

睡眠障害(不眠気味になるなど)

・フラッシュバック

・悪夢

・緊張状態、味覚の変化、動悸、冷や汗などの身体的症状

 

4.惨事ストレスを受ける人

消防士や医師、自衛隊などの災害救援者だけでなく、惨事に関わった人全員に発症のリスクがある。

また、報道を聞いただけの人も発症しうる。

同時多発テロ(2001年、アメリカ)の際、多くのアメリカ人が惨事ストレスを受けていたとされる。

 

5.惨事ストレスを放置すると

多くの場合、惨事ストレスは一過性のものである。

放置すると急性ストレス障害、さらに適切なケアが行われないと心的外傷後ストレス障害うつ病などのリスクがある。

「パロラッチャが君をイタリア人にする」イタリア語のスラングの特徴

イタリア語にはパロラッチャ(Parolaccia)と呼ばれるスラングがある。パロラッチャは友人とチャットするには必須と言われているが、それはなぜなのだろうか?

ある日、イタリア人の友人たちと(※ラクイラの出身者ではない)チャットしていた際に、私には意味の分からない単語がいくつか出てきた。

 

「ごめん、merdaってどういう意味?」

私は聞いてみた。

すると、彼はこういった。

「日本人の君は知らなくていいよ」

 

私が会話についていけずにいるのを察したのか、別のイタリア人が助け舟(?)を出した。「英語のshitと同じだよ(笑)」

 

そしてすぐに彼はこう言った。

「Welcome to Italy(※原文)」

 

「これらの言葉はパロラッチャと呼ばれるイタリア語のちょっと汚いスラングなんだけど、パロラッチャが君をイタリア人にするからね」

 

彼は笑って言った。

 

パロラッチャの特徴として、お手洗いで出すもの(かなりオブラートに包んだ)に関する言葉が多いといわれている。

日本語の悪口が相手の人格をののしる言葉が多いのとは違う。

 

一例をあげると、

cazzoやmerdaなどである。意味はご自分で調べていただきたい。

 

ちなみに、イタリア語には「夜の営み」に関係する言葉は少ないそう。

それは、イタリア人にとってそれが「悪いもの」ではないということに由来するそうだ。

なぜイタリア語では「がれき」はいつも「macerie」なのか―日本とイタリアの「震災報道」のありかた―

日本では震災の報道をするときに、「がれき」という言葉を使わないようにしようという動きがある。それは被災者の感情に配慮しているからであり、「がれき」という言葉に含まれる「ごみ/がらくた」というものが被災者に失礼だからという理由である。

だが、イタリアではこのような議論を全くと言っていいほど見かけない。

 

高村光太郎さんの詩集「智恵子抄」の中の「報告」という詩では、がれきのことを「文化のがらくた」という表現をしている。

※違うかもしれないが、私はそう解釈した

私はよく小説を書くが、その際はあまりにも直接的すぎるので「日常の破片」と呼ぶようにしている。

日本では、東日本大震災以後「倒壊した建物」と言い換えようという動きが加速している。

 

だが、イタリアにおける地震の報道を見ていると、日本語の「倒壊した家屋の下敷きになり……」といったニュアンスの言葉がないことに気付く。

イタリア語では常に「sotto le macerie(がれきの下敷きになる)」という表現をする。

英語で言うところのunder the rubbleであるが、なぜイタリアには「倒壊した建物」といったぼかした表現がないのだろうか?

 

ここでイタリア語の辞書(手持ちの「プリーモ伊和辞典」)を引いてみる。

maceria (多くは複数形macerieで)

(倒壊した建物の)残骸、破片、廃墟

il terremoto ha ridotto molti edifici in macerie.

地震で多くの建物が瓦礫化した

こう書いてある。

 

ここで日本語の「がれき」の意味を調べてみる。

意味・定義 類義語
破壊されたもの、またはばらばらにされたものの残骸 砕片 ごみ くず がらくた くず物 屑 屑物 破片 

 

「被災者(この表現にも私は違和感がある。なぜなら彼らは地震が起きる前は「被災者」でなかったのに、そんな安易な言葉でひとくくりにしていいのか?という疑問からである)の愛する自宅などをこのように呼ぶのはいかがなものか」という世論が東日本大震災以後相次いでいてNHKはこのようなことを言っている。

 「がれき」ということばの使い方について考えたい。今出版されている国語辞典の大部分で「がれき」の意味は「①瓦と小石」「②つまらないもの」となっている。小委員会では「がれき」には「価値のないもの」という意味があり,「本人にとってはきわめて大事なものも入っているかもしれないのに,それをがれきということばで片づけられてしまうと違和感がある」と心配している。

 引用元

https://www.nhk.or.jp/bunken/summary/kotoba/yougo/pdf/080.pdf

 

だが、イタリアにおいてこのような議論は聞いたことさえない。

なぜなのだろうか?

私はその糸口をつかみたくて、友人たちに質問してみた。

 

あるイタリア人は、macerieという単語の由来はラテン語であると述べた。

そして、彼はこう言った。 

瓦礫(macerie)は「ごみ(spazzatura)」を意味するのではなく、破壊された建物が地面に崩壊したもの、つまり残骸を意味する。 だから、"Macerie"は地震の被災者(i terremotati)に無礼ではない。

私はまだ納得できなかった。

別の友人はこう言った。

確かに、あなたの言うとおりで「ごみ」という意味も含意している(それが本意ではなく、メインの意味は「(倒壊した建物の)残骸」というプリーモ伊和辞典の意味だと彼も言ったが)から、私はあなたの意見に賛成する。

ただ悲しいかな、イタリアには「被災者の気持ちを傷つけない報道」よりも、「事実を端的に伝える報道」を優先する文化があるんだよ。これは日本人の思いやりとでも言うべきかな。

また別の友人はこう言った。

君の議論は全くナンセンスだよ。なぜなら君の話す日本語と私たちの話すイタリア語には差異があるからだ。そして、私たちは被災者にそう言った表現をすることはない。それは君もよくイタリアからの報道を見ているからわかるだろう。

日本では「被災者に配慮し、慎重に言葉を選ぶ」が、イタリアではそんなことはしない。なぜかって?それは不要だと多くの国民が思っているからだよ。なぜかは私も知らない。ただ、私たちは日本を見習わないといけないね。"macerie”という言葉はあまり被災者にとっていい言葉ではないから。

こんな意見もあった。

そもそも私たちは災害に慣れすぎていて、悲しい報道を聞いても心がマヒしてしまう国民性なんだ。悲しいことがあっても私たちはすぐに忘れてしまう。だから私たちは多少強い言葉でもそれを表現しなければならないんだ。

 また、こんな意見も聞くことができた。

私は全くそんなことを考えたことがなかった!確かに君の言うことはごもっともだよ!日本には確か「言霊(ことだま)といって、言葉に生命が宿っているという考え方があるんだよね?私たちもそれを見習わなきゃ!汚い言葉や、意味が強すぎる言葉は避けるべきだね。

結論、この問題もやはり「日伊文化の違い」とひとことで片づけてしまうものになるのだろうか……。報道の在り方が両国でかなり異なっているのが本当に興味深い。 

 

Cosa significa "trigger warning" ?

Significa "attenzione/avviso: contenuti offensivi/traumatizzanti"

 

La definizione di "trigger warning" è...

 

una notifica che una pubblicazione o una trasmissione include contenuti che possono causare a un lettore o spettatore un trauma emotivo

 

https://www.collinsdictionary.com/it/amp/inglese/trigger-warning

 

(In inglese)

 

Una dichiarazione all'inizio di un pezzo di scrittura, prima dell'inizio di un video, ecc., che avverte le persone che possono trovare il contenuto molto confuso, specialmente se hanno sperimentato qualcosa di simile:

Gli avvertimenti di innesco dovrebbero proteggere le persone dai flashback post-traumatici.

 

TRIGGER WARNING | definizione, significato - che cosa è TRIGGER WARNING nel dizionario Inglese - Cambridge Dictionary

 

(In inglese)

 

 

How to say "trigger warning" in Italian?

"attenzione/avviso: contenuti offensivi/traumatizzanti".

 

Meaning: 

"attention/warning: offensive/traumatic content".

 

What "trigger warning" mean?

 

a notification that a publication or broadcast includes content that may cause readers or viewers to experience an emotional trauma

 

https://www.collinsdictionary.com/it/amp/inglese/trigger-warning

イタリアと日本の地震報道のあり方 参考資料

Speciale terremoto - YouTube

 

イタリアにおける地震の報道(これらは、地震から何年という日の特別報道)

 

Speciale Terremoto Centro Italia - YouTube

 

これらがイタリア中部地震の報道。

 

全くトリガー警告、つまり、「いまから地震の報道を流します」というのがないことがわかるだろう。

 

【熊本地震】PTSDに注意。被災地映像を子どもに観せすぎてはいけない - まぐまぐニュース!

【PTSD】東日本大震災、津波の映像が辛い【共感疲労】 - NAVER まとめ

 

このような論調は全く、イタリアにはない。

 

BPOがテレビ局に「震災報道ストレスへの注意喚起を要望」|放送倫理・番組向上機構のプレスリリース